日本遺産「炭鉄港」は、空知(炭鉱)、室蘭(鉄鋼)、小樽(港湾)の三都とそれらをつなぐ鉄道を舞台にした近代化産業遺産群です。
小樽とならび日本遺産「炭鉄港」を構成する鉄のまち・室蘭。
その室蘭の新銘菓《鐵の素》クッキーをいただきました。
100%北海道産小麦のクッキーに、鉄の原材料である「石炭」「石灰石」「鉄鉱石」を模した色付けがされています。
「石炭」に見立てた黒色のクッキーは黒ごま、同様に「石灰石」は灰色できな粉、そして「鉄鉱石」は褐色でココアの味付けがされています。保存料は使用されていないので安全・安心です。
今回知りましたが、高炉での製鉄のプロセスには石炭と石灰石が不可欠なのですね。
3種1袋×5袋セットで販売されているそうですが、今回はお裾分けで1袋いただきました。
室蘭工業大学(国立)の公認とのこと。
日本遺産「炭鉄港」の構成文化財である小樽の手宮線跡地。そのプレートの支柱は、古いレールが再活用されています。そのレールには「1925」の刻印があるので、1925年製のものと思われます。
100年前のレールが形を変えずあり続ける。鉄って本当に凄いと、このレールを見るたび実感します。