2023年9月25日、クルーズ船「カーニバル・ルミノーザ」が小樽に寄港しました。
「カーニバル・ルミノーザ」のサイズは全長293.5m・総トン数92,720トンです。
新日本海フェリー(小樽~舞鶴航路)のフェリー「はまなす」「あかしあ」が全長224.8m・総トン数16,897トンで国内最大級のサイズですから、「カーニバル・ルミノーザ」がどれだけ大きいかイメージしていただけると思います。
しなしながら、世界最大のクルーズ船は全長360m・総トン数22万トンを超えていて、総トン数10万トンを下回る「カーニバル・ルミノーザ」は、クルーズ船の中では特別大きい船ではないようです。
この船は2009年に「コスタ・ルミノーザ」として初就航しましたが、2022年に所属するクルーズ船会社が変わり、船名も「カーニバル・ルミノーザ」になりました。
今回の寄港は、いくつかの記念すべき「初寄港」になりました。
まず、この船が小樽港に初寄港であること。
小樽に限らず、そもそも日本に初寄港である。(コスタ・ルミノーザ時代も日本には来航していないはず)
現在、この船が所属する世界最大のクルーズ船運航会社「カーニバル・クルーズライン」社の船としても日本への寄港は初めて。
今回の「カーニバル・ルミノーザ」のクルーズ日程は次のとおりです。
9/14 アメリカ・シアトル出航
9/25 小樽(6:30入港、17:30出港)
9/26函館、9/27青森、9/29東京、10/1広島、10/3那覇
10/6~15 フィリピン・プエルトプリンセサ~インドネシア・ビツン~豪州・ブリスベン
私は「小樽おもてなしボランティアの会」の会員として、小樽港に上陸した乗客・乗組員に、小樽市内への交通や観光スポットなどを案内するガイド活動に参加しました。
この船の乗客定員は2,260名(客室1,130室)で、さらに乗組員が1,050名もいると知り、少々驚きました。一隻の船の中に、ちょっとした大企業並みの人数の人々が働いているのですね。