• 社長の「手間がかかる」「わからない」をお手伝いする小樽市の社会保険労務士です

    2023年4月29日(土)にオープンしたての「嶋谷カフェ」に行ってきました。
    前回記事:旧嶋谷倉庫が「嶋谷カフェ」になる(23年4月下旬OPEN予定)

    小樽市の歴史的建造物に指定されている木骨石造倉庫「旧嶋谷倉庫」が、明治中期に建てられてからおよそ100年を経て、カフェとして再活用されます。

    嶋谷カフェ

    この「嶋谷カフェ」は、小樽商科大学(小樽の人は単に商大と呼びます)の多田ゼミナールの学生さんや元ゼミ生が経営を主導し、アルバイト従業員としても働くのだそうです。
    思わずカウンターの皆さんに向かって注文してしまいますが、まずは右手にある券売機で食券を購入します。

    嶋谷カフェ

    2Fにイートインスペースがあります。木骨石造の建物の木の柱が見えますが、石壁は室内からは見えませんね。

    嶋谷カフェ

    カウンター席にはコンセントが多数設けられています。照明の当たり方から、ここで仕事や勉強は向いていなさそうです。きっと携帯電話などモバイル機器の充電用でしょう。旅行者には有難い設備ではないでしょうか。Wi-Fiは小樽のフリーWi-Fiが拾えそうでしたが、あまり接続は良くないかも。

    嶋谷カフェ

    ミックスソフト(450円)をオーダーしました。コーンかカップを選択できます。室内を観察したり撮影したりしているうちに、少し溶けてしまいました。紙製コースターは、建物の形がモチーフになっています。

    嶋谷カフェ ソフトクリーム

    「嶋谷カフェ」は、少し場所がわかりにくいかもしれないので、周辺図を上げておきます。
    似鳥美術館、旧三井銀行小樽支店、そしてステンドグラス美術館などニトリさんが運営する「小樽芸術村」の建物群に囲まれています。嶋谷カフェの前には、小樽芸術村の中庭の芝生が広がっています。
    店舗の入り口が面する細い路地は「出抜小路(でぬきこうじ)」と言って、石造倉庫が現役だった時代からの歴史のある通りです。

    嶋谷カフェ周辺図

    嶋谷カフェのお隣は、小樽芸術村・ステンドグラス美術館です。元は第一次世界大戦の頃、豆類の相場で富を築いた実業家・高橋直治が所有する高橋倉庫でした。左が高橋倉庫、右が嶋谷倉庫(嶋谷カフェ)です。同じ木骨石造の倉庫でも、大きな高橋倉庫と、小さな嶋谷倉庫の対比がおもしろいです。
    手前にあるガラス張りのあずまやのようなものは、「マジック・クロック」という芸術作品です。

    マジック・クロック

    「マジック・クロック」の内部には、レールや仕掛けが複雑に張り巡らされています。エレベーターで最上部へ持ち上げられたボールが、さまざまな経路でレールを転がって行きます。仕掛けではボールと金属がぶつかって音を鳴らしたりします。ボールの動きを目で追って、音を聞いているだけで、しばらく見ていられます。小学生のガイド中に案内すると、みんな熱心に見ます。子供には古い建物より、こっちの方がおもしろいですよね。

    マジック・クロック

    「マジック・クロック」は、ニトリの創立者・似鳥昭雄会長と恩師をつなぐ作品なのですね。

    マジック・クロック

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