2022年8月28日、小樽観光ガイドクラブ主催、2022年度小樽市民のための無料散策ツアー「榎本武揚・北垣国道に因んだ歴史ある商店街を歩いてみよう」が開催されました。私もガイドの一員を務めました。
コースは、明治期の北海道開拓に功績を残した榎本武揚(えのもとたけあき)が建立した「龍宮神社」をスタート地点として、榎本武揚に所縁のある「梁川(やながわ)通り」「静屋(しずや)通り」などを巡り、堺町通りをゴールとする2km弱の行程です。
先日、私が榎本武揚の足跡を訪ねて江別市の「榎本公園」に行ったのは、この散策ツアーでの説明の参考にするためでした。
榎本武揚は「号」を「梁川(りょうせん)」と称しました。今回の散策ツアーのコースに入っている「梁川(やながわ)通り」は榎本武揚が明治時代に小樽に所有していた土地にあることから、彼の号「梁川」に因んで名付けられています。
梁川通りには梁川商店街があり、通りの街灯には商店街ののぼりが掲げられています。そののぼりに表示されている家紋は「丸に星梅鉢」といって榎本家の家紋です。
榎本武揚と小樽の土地に関して、さらに次稿で説明いたします。
散策ツアーのタイトルのもう一人、北垣国道(きたがきくにみち)についても、後日説明したいと思っています。