• 社長の「手間がかかる」「わからない」をお手伝いする小樽市の社会保険労務士です

    2022年7月14日、ツアーのお客様を日本銀行旧小樽支店からご案内しました。
    私は小樽市内の3つのガイドボランティア団体に所属しています。今回はその中の一つ「小樽おもてなしボランティアの会」の活動です。この会のガイドとしては今回がデビュー戦です。
    日本銀行旧小樽支店をお客様にガイドする最初の機会だったのですが、スタートから間もなくの気持ちが落ち着いていない時間帯だったので、ご紹介したいポイントがいくつか抜けてしまいました。
    その反省と次の機会に向けてより強く記憶するため、日本銀行旧小樽支店のご紹介ポイントを挙げてみます。
    ・1912(明治45)年7月完成
    ・設計者 辰野金吾・長野宇平治・岡田信一郎
    ・石造りのように見えるが、レンガの表面にモルタルを塗って石造り風に仕上げている
    ・レンガは大阪や野幌(江別市)でつくられたもの
    ・屋根はレンガの壁から官営八幡製鉄所製の鉄骨を組んで支える構造
    ・正面側の屋根に装飾の4つのドーム
    ・海側奥に実際に人が登ることができる望楼
    ・望楼は支店長専用だった
    ・軒下に見える亀のようなレリーフは「シマフクロウ」
    ・アイヌの人々はシマフクロウを村の守り神とみなしていた
    ・その習俗にならい、職員のいない夜間の銀行の見張りとしてシマフクロウのレリーフが配置された
    ・シマフクロウのレリーフは、外壁に18体、内壁に12体、合わせて30体ある
    ・2002(平成14)年9月小樽支店の営業を終了。翌年から金融資料館として開館。

    外壁のシマフクロウのレリーフ


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