• 社長の「手間がかかる」「わからない」をお手伝いする小樽市の社会保険労務士です

    レールカーニバルで使用される車両(トロッコ)と、運行方式をご紹介します。

    車両の紹介

    現在、車両は1号車から5号車まで稼働しています。
    1号車は「てみ・てんぐ」の愛称があります。この愛称は2012年の初開催から受け継がれています。
    ご覧のとおり、蒸気機関車をモチーフにして造形がされていて、ちびっ子に大人気です。1号車に乗りたいのに配車の都合で乗ることができず、「乗りたい~!」とグズる子も、ちらほら。
    弱点は重たいこと。最大で大人5名乗車ができますが、漕ぎ手には頑張っていただくことになります。

    レールカーニバルinおたる

    2号車は今回からの増車です。倉庫で休眠していたフレームが、北海道・新得町の狩勝高原エコトロッコ鉄道の匠の手により魔改造?を受けてよみがえりました。2号車も最大で大人5名乗車ができます。ブレーキ操作が他の車両とは異なります。
    車体は、狩勝高原の匠による国鉄の気動車をイメージしたカラーリングが施されています。

    レールカーニバルinおたる

    2号車の車体色の元ネタ、国鉄型気動車キハ40系。この車両は、高倉健の映画『鉄道員(ぽっぽや)』の撮影で使用され、そのロケ地になった北海道・南富良野町の幾寅(いくとら)駅前に展示保存されています。南富良野町の関係については、近いうちに投稿を予定しています。

    鉄道員(ぽっぽや)号

    3~5号車はほぼ同一の車体です。最大で大人3名と小学生くらいだったら立ったまま乗ることができるので、最大乗車は3.5名です。この画像は3号車です。カラーは3号車と5号車がイエローで、4号車はグリーンです。
    レールカーニバルのトロッコは、もともと線路の保線作業員が現場で使っていたものです。3~5号車は飾り気はありませんが、本来のトロッコの形態が残っています。また軽量なので、漕ぎやすいのが長所です。

    レールカーニバルinおたる

    トロッコは作業用の道具だったので、ペダル・サドル・ハンドルのつくりが大人向けになっていて、小学校高学年くらいからでないと体格的に漕ぐのが難しいです。

    トロッコの運行方式

    続いて、レールカーニバルinおたるのトロッコ運行方式を説明します。
    20分間隔(毎時0分・20分・40分)で、予約状況に応じて最小1両~最大5両を連続して出発させます。各トロッコは連結しておらず、1両ごと単独で走ります。
    スタートから400m先の折返し地点までは1号車が先頭で、続いて2号車、3号車の順です。折返し地点に到着すると、お客様には一度下車してもらい、ボランティアスタッフが転車台を使って方向転換をします。(スタッフが転車台を回転させると、しばしばお客様から、お~っ、と歓声が上がります。)
    出発した全てのトロッコの方向転換が終わると、再度お客様に乗車していただき、今度は5号車が先頭になってゴールに向けて出発します。
    ゴールでは再び転車台で方向転換し、次のお客様が乗車すると、また1号車から折返し地点へ向け出発するということを繰り返します。

    レールカーニバルinおたる

    ほぼすべてのお客様が、20分かからずに往復800mのコースを走破します。
    なお、雨天の場合、トロッコは雨の避けようがなくお客様が濡れてしまうこと、滑りやすくなる・視界が悪くなるなどの安全面、なにより雨の日はお客様がそもそも来ないなどの理由で、トロッコの運行を予告なく中断・終了することがあります。

    レールカーニバルinおたる 会場地図
    乗車受付(スタート/ゴール)は、JR小樽駅から小樽運河へ向かう中央通りの途中にあります。

    2023年ゴールデンウィークの運行は5月3日から7日ですが、すでに4月29日に会場の設営作業を実施しました。運行期間中、雨が降らないことを祈ります。

    レールカーニバルinおたる

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